おくりびと

こんばんは。

この期間中いろんなお料理に挑戦しています。作った後のことを考えお菓子作りだけは手を出さないと誓っていますが、日に日に揺らいできています。


今日はおくりびとの動画のことを。

おくりびとは山形を舞台にしたチェリストが納棺師になる話。

山形交響楽団も主人公が元勤めていたオーケストラとして登場しています。

実際同僚のチェロの渡邊研多郎さんは本木雅弘さんの隣で弾いています。

本木さんはこの役の為にチェロを数ヶ月習った程度なのにとても様になっていて、さすが役者さんと思ったそう。

アカデミー賞を獲り世界中で上映されたので、中国人の団員さんは中国の親戚・友人中で話題になったとか。

私は2012年入団なので残念ながら映っていませんが、久しぶりに観てみようかな。


この映画が公開した当初、山形のチェリストはやはりおくりびとたくさん弾いたそうw

私はおくりびとバブルの後なので少なく、実際この曲を弾いたのは2、3回程度かな。

久石譲さんらしく、チェロの良いとこ引き出された良い曲ですよね。

この時はギターとの演奏なので原曲のGdurではなく、Adurの編曲。

チェロ的にはGdurの方が落ち着いてて弾きやすいけど、Adurはちょっとテンション高い感じですかね。


ギターの小関佳宏さんとはこの時が初共演。

村治佳織さんにも編曲を委託されたり、売れっ子編曲家で毎回素敵なアレンジ!

藝大にはクラシックギター科がないこともありそれまで関りが少ない楽器でしたが、チェロとギターの響きは病み付きになります。

ギターは心に寄り添うような優しい音色。


その後も時代雛に囲まれるイベント、映画館、小関さんの月一リサイタルシリーズにゲストで呼んで頂いたり度々共演を重ね、いつもジャンルも幅広く濃いプログラムで新しい世界を見せて頂いています。

最近ようやく少しだけ繊細なギターと溶け合うアンサンブルに慣れてきました。

落ち着いたら小さい箱で皆様にも間近で聞いて頂きたいです。






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