バッハシリーズ第4回プログラムノート
第4回はC.P.E.バッハの作品があったので、バッハファミリーについて取り上げました。
終演後スタッフの方から、オリンピックのバッハ会長とは血縁関係ですか?と聞かれましたが、
どうやら関係はないようです。
バッハはわりとドイツでは多い名前です。
大バッハ (ヨハン・セバスチャン)はバロックの終わりの方で、息子達は音楽史的にも古典派の大家モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェン等へ繋ぐ大事な役割を果たしました。
今も二世はどの業界にも多いかと思いますが、音楽界も同じくです。
やはりなにかきっかけがなければはじめる事がない訳で、親が音楽家だった、親が音楽が好きだった、兄弟が音楽をやっていて、等の流れは自然なことですよね。
バッハ家はまさに家内制手工業。
妻のマグダレーナが写譜を手伝っていたことは有名ですが、
子どもたちも手伝いながら職人の修行のように自然と身についていったのではないかと想像します。
当時音楽家は男の職業で女児の記録は残っていないのですが、
恐らく娘たちも手伝っていたのではないでしょうか。
それにしても子沢山な一家、毎日家の中はどんなだっただろう…
そりゃ大バッハも自由がなかっただろうなと。
当日のプログラムには家系図も引用させてもらいましたが、こちらには掲載は控えたいと思います。
Google先生で「バッハ 家系図」で検索しますとたくさん出てきますので、
ご興味ある方はそちらをご覧ください。
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